日々の練習中、気付いたこと気になったこと、お知らせしたいことを

徒然なるままに書き留めています。


第17回声楽アンサンブルコンテスト全国大会

高校の部 成蹊女子高等学高コーラス部

一般の部 大阪成蹊学園コーラス部

ともに銀賞を獲得なさいました。私達アトリエの念が届きましたね!!

ご指導なさいました大越智先生、そして学生の皆様おめでとうございます!!!


ヴォイストレーニングでお世話になっています大越智先生がご指導なさっています成蹊のコーラス部が

アンサンブルコンテストで優秀な成績を収められました。素晴らしい快挙です。

心からおめでとうございます。全国大会も一同応援しています。

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大阪成蹊大学・大阪成蹊短期大学コーラス部、大阪成蹊女子高等学校コーラス部が

ダブル快挙!「第23回大阪ヴォーカルアンサンブルコンテスト」で金賞を受賞 

~全国大会出場へ~

2024年1月27日(土)、28日(日)に、箕面市立メイプルホール大ホールで行われた「第23回大阪ヴォーカルアンサンブルコンテスト」に大阪成蹊大学・大阪成蹊短期大学コーラス部と大阪成蹊女子高等学校コーラス部が出場し、金賞を獲得し全国大会出場が決定しました。
コーラス部創部13年目で、ダブル受賞という快挙を成し遂げました。

本学園出場チーム結果:
大阪成蹊学園コーラス部(一般部門・一般の部) 金賞 全国大会出場
大阪成蹊女子高等学校 沈丁花(高校部門) 金賞 全国大会出場
大阪成蹊女子高等学校 orationis lucerna(高校部門) 銀賞


2023.11.27

朝日新聞朝刊掲載

 

パナソニック合唱団が第76回全日本合唱コンクール全国大会で銀賞を受賞なさいました。

おめでとうございます!


 

2023.11.4

朝日新聞掲載

 

バッカスフェスタ(11/3)に ”92歳の指揮者悠々”とアトリエの前指揮者の須賀敬一先生の指揮のお姿が掲載されました。

1999年の第1回目の関西合唱連盟の理事長ご健在!

長い指揮者生活、心からおめでとうございます。


ハーモニー205号(夏号)より

「喉に全く負担をかけずによく響く声で歌う方法」

声楽家の大村博美さんによる記事です。

おおいに参考にして身体という楽器を上手く使えるようになりたいです。


 

第2回 石巻復興音楽祭

2023.10.15

於:石巻遊楽館

 

豊中市合唱協会合唱団を通じて、アトリエからも数人が参加します。

「未来への思い」石巻の小学6年生 土田結利佳さんによる作詞、石若雅弥先生が歌いやすく明るく仕上げられた曲です。

合唱ピース「愛の花」あいみょん 作詞作曲 石若雅弥編曲

 (連続テレビ小説「らんまん」主題歌)

女声合唱のための「ありがとう」谷川俊太郎作詞 石若雅弥作曲

 

石巻の小学生の詩による「ことば」 髙橋唯作詞 近藤裕子作曲

 

石巻日日新聞に掲載されました。


第78回関西合唱コンクール

2023.10.6~7

於:東レいたみホール

 

金賞受賞団体の中から、我らが本城正博先生率いるパナソニック合唱団が、混声合唱で関西代表として全国大会への出場を決められました。おめでとうございます。

 

また、ヴォイストレーニングをご指導いただいています大越智比咲英先生の合唱団 大阪成蹊学園コーラス部が、大学ユース・少人数の部で同じく金賞を受賞なさいました。おめでとうございます。

 

こんな素晴らしい先生方にご指導していただいている私たち!幸せを感じると共にそのご指導に見合う成果を出せるよう努力する気持ちを新たにいたしました。


『火の山の子守歌』新実徳英 作曲 谷川雁 作詞

練習中の曲です。

2012年の大阪府合唱連盟主催のジョイフルフェスタで本城先生が女声を指揮されました。

『白い歌 青い歌』という曲集の53曲の中のひとつですが、この曲集はまず新実徳英さんが作曲したところに谷川雁さんが詩を後付けするという順序で作られたものです。

新実徳英さんが書かれた『うたの不思議』という本よりこの曲について先生よりご紹介がありましたので、谷川雁さんのコラムと共にここに部分ですが記しておきます。

 

 

ゆるやかな6/8拍子、優しい旋律線、柔らかな和声進行.....、子守歌になる条件がそろっているのに、僕はこれが子守歌になったのが意外でした。この甘やかなメロディは恋の歌にでもなるかな、そんなふうに思っていたのかもしれません。

(略)月の光が縄ばしごのようにしずしずと降りてくる。指を開いたみどり児の影ができる。おやすみよ・・・何と美しくもやさしい情景でしょうか。そんな影絵が目のあたりに浮かんできます。また「月の ひかり」はみどり児を包み込むお母さんの愛のひかりのようにも感じられませんか?

(略)どうやら老若男女の涙腺をゆるませる歌となったようです。

(略)子どもに注ぐ眼差しはどこまでもやさしく、いつくしみの心にあふれている。あらためて大きい人だな、と思うのです。

 

新実徳英

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写真はナルコユリ 漢字で書くと「鳴子百合」。茎に並んで垂れさがって細長い花の様子が、鳴子に似ていることから、この名前がつけられました。鳴子とは竹筒を縄にぶら下げて、揺れると音がして畑を荒らす鳥を追い払う道具です。

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丸尾喜久子先生の委嘱作品『私たちの星』が、2023年度 第46回全日本おかあさんコーラス全国大会で、千葉県代表の「アンサンブル暁」さんによって、同じく丸尾先生作曲の『Dona nobis pacem』と共に歌われます!

丸尾先生、そしてアンサンブル暁さま、おめでとうございます!

この委嘱作品が広く歌われることを願っていた私たちもとても嬉しく思っています。

以下は丸尾先生によるこの作品説明です。

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この作品は「須賀敬一 卒寿記念 女声アンサンブルアトリエ40周年記念演奏会」で委嘱初演されました。

4曲からなる組曲の前半は工藤直子、後半は谷川俊太郎の いずれも愛にあふれた詩に付曲しました。ピアノも大活躍の組曲です。爽やかで心躍る作品になるように心がけて作曲しました。音楽を愛するたくさんの皆様に歌ってい ただけますよう願っています。

須賀敬一先生の指揮で2021年8月22日に「第44回全日本おかあさんコーラス全国大会」で演奏される予定でした。残念ですが新型コロナ感染者激増のため大会は中止となりました。 私たちの星が、すべての人々が平和で穏やかに暮らせる星でありますよう祈ります。 (丸尾喜久子)


<ある日の先生のお言葉>2022.12

〜 一人一人の声を聴く時間を取ってくださって 〜

 

・まず発声の基本は、ノドの緩み、軟口蓋をあげて、身体全体の支えがあって、身体上部や頭部の共鳴空間に豊かに響かせるということ。身体全体で響かせるという発想・感覚をもっと持つこと。

・明確に音程をイメージして、その音を目線の下に見て上からやわらかく乗せていく感じ。上昇音型でも下降音型でも同様。確実に準備する。

発語は、一音一音出すのではなくて、すべてフレーズにのせて、穏やかな息の流れにのせて音が出始める。そのための準備は当然発語の前に完了している。発声練習でも同様。


<ある日の先生のお言葉>2022.12.12

  100%の力で歌えたら良い。歌えなかったのなら次に100%で歌えば良い。

 〜新生アトリエ初本番を終えて〜


全日本合唱連盟発行「ハーモニー」2018年秋号に「みやこわすれ」の詩をお書きになった詩人 野呂昶さんの対談記事が。インタビューワーは清原浩斗先生です。

歌うにあたって、理解を深めるべく皆で読みました。

〜〜〜〜〜要約しました〜〜〜〜〜

『みやこわすれ』花好きのお寺の方からもらって植えたら、一年目に綺麗な花が咲いたのを見て書いた。

        男子ばかりの大学生時代、女子学生にただただ憧れたせつない思い出(!!)

『はっか草』5歳の頃、庭に咲いたはっか草を母親が手折って

      「はっか草のような清らかな人におなりなさい」と言われたことを、

      家の庭に咲いたのを見て思い出して書いた。

『良寛相聞』 良寛の生き方が好き。

       若く美しい尼僧 貞心尼とのロマンチックな相聞歌を千原英喜さんが合唱曲に。

 


<ある日の先生のお言葉> 2022.11.28

「幅広い音程で多彩なリズム」

ん!? 褒め言葉じゃなかった〜!!


<ある日の先生のお言葉> 2022.3.12

 髙田先生のお言葉(山原先生より)

「絵画はどんな激しい絵も時間が止まったように描かなければならない。音楽はどんな静かな音も動いているように聴こえなくてはならない。」


<ある日の先生のお言葉> 2022.3.12

 女声合唱組曲 『この地上』高野喜久雄 作詞 髙田三郎 作曲

Ⅳ. 蓮の花」練習にて

「髙田先生は仰いました。蓮と向かい合っているのは私だけ、訴えないで事実だけを述べる。」


<ある日の先生のお言葉> 2022.1. 8 大阪メールクワイヤーとの合同練習にて

「髙田先生は仰いました。臆することのないpp、躊躇のないppだと。」

・・・「水のいのち」の1番『雨』の最初 ppから始まることについて・・・

 


<ある日の先生のお言葉> 2021.12

  「作曲者・作詞者の先生方に聴かせたかった」

・・・豊中市合唱祭でのステージを終えて。『花野』髙田三郎作曲、村上博子作詞・・・


 

第44回全日本おかあさんコーラス全国大会

オンラインフェスティバル

 

・全国大会出演合唱団の演奏動画

・選考委員の講評動画

・応援メッセージ動画

など4本の番組に編集して12月に公式YouTubeで無料配信。

 

 

 

 

コロナ禍のため中止とした第44回全日本おかあさんコーラス全国大会
おかあさんコーラスの皆さんの発表の場をなにか代わりに作れないかと、
オンラインでのフェスティバルを企画しました。
全国大会出演合唱団の演奏はもちろん講評や応援メッセージも動画でお届けします。
番組は12月から全日本合唱連盟の公式YouTubeで無料配信

配信後もアーカイブしますのでいつでも視聴可能です。
自宅のPCやスマホでおかあさんコーラスの祭典をどうぞお楽しみください。

◎主催:全日本合唱連盟・朝日新聞社  ◎協賛:キユーピー株式会社

 

★第1回 2021年12月11日(土)15:00配信スタート

★第2回 2021年12月12日(日)15:00配信スタート
★第3回 2021年12月18日(土)15:00配信スタート (アトリエ8番目出演)
★第4回 2021年12月19日(日)15:00配信スタート

*視聴アドレス https://jcanet.or.jp/event/mother/mother-online.htm

       全日本合唱連盟 おかあさんコーラス オンラインフェスティバル



おかあさんコーラス全国大会中止の決定がなされました。

 

ご準備下さった会場の方々の胸の内を思うと残念です。私たちもいつかまたお披露目の機会がありますことを祈ります。

 

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第44回全日本おかあさんコーラス全国大会に出場が決定しました。

 

今年は支部大会がなく、関西支部からは10団体が推薦される形で8月に浜松で開催される全国大会に臨みます。このような状況下で連盟や会場の皆様が開催に向けてお心を尽くしてくださいましたことに感謝 申し上げます。

4月10日の「40周年記念及び須賀敬一卒寿記念コンサート」で初演しました丸尾喜久子先生によります委嘱曲『私たちの星』作詞:谷川俊太郎 工藤直子 から2曲を、全国でお披露目できますことも嬉しいです。

2012年に東京での全校大会に出て以来の快挙(?!)に大喜びの団一同ですが、そろそろ梅雨も明けて暑くなる気配の中、心一つに練習に集中したく思っております。


神戸新聞 2021.5.23 朝刊 正平調

 

緊急事態宣言延長でお会いできない時間が長くなりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

私たちアトリエにとって馴染みの深い「水のいのち」に関しての神戸新聞の記事が目にとまりました。

皆さんにも読んで頂きたく、ここに掲載します。

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雨をテーマにした合唱曲というと名曲中の名曲としてこの2曲が思い浮かぶ。 <降りしきれ雨よ/降りしきれ/すべて/立ちすくむものの上に...>。髙田三郎作曲、高野喜久雄作詞の組曲「水のいのち」だ。雨音のような小刻みなピアノに合わせ慈愛の声の雨が降り注ぐ。半世紀以上絶えることなく歌い継がれてきた。

多田武彦作曲の男声合唱組曲「雨」も、グリークラブなどの定番のレパートリーだ。<雨の音が聞こえる/雨がふっていたのだ...>。終曲の八木重吉の滋味深い詩が、多田作品ならではのアカペラで歌われる。

人が集まり声を合わせ、生まれる響きで音楽を表現する。これが合唱の醍醐味だが、コロナ禍で状況は依然として厳しい。昨年来、多くの団体で演奏会やコンクール、歳末の第九の演奏会が中止に追い込まれた。

全日本合唱連盟は活動時のマスクの着用や練習場所の換気、距離の確保などを盛り込んだガイドラインをまとめている。合唱活動を文化芸術の観点とともに「人々の健康資源」と位置付け、継続の願いを込めた。

感染防止対策に最大限配慮しつつ練習を模索するところもあるだろう。長雨とコロナでしんどい日々が続く。静かな勇気を与えてくれる雨の歌でウイルスを溶かし、流してしまいたい。

 


2021年4月10日

40周年記念および須賀敬一先生卒寿記念演奏会

感染症拡大の不安な状況下にあって、開催も当日まで危ぶまれました。

緊急事態宣言が解除されたとはいえまだ不安な中での練習も、それぞれの判断の元に続行されたため、当日を無事に迎えることのできた団員の胸中を慮るや胸が熱くなりました。

合唱連盟のガイドラインを遵守し、マスクなしの歌い手から客席までの安全と思われる充分な距離をとり、また出演者および来場者の体温測定と、消毒液の設置、万が一の場合に備えて連絡先の記入など、ご指導に従い万全と思われる対策をとりました。

このような状況下、アトリエを聴こうとご来場くださった皆様が、拡大防止対策にご協力くださり暖かく応援してくださいましたことが何より嬉しい一日となりました。

ご来場の皆さま及びご協力くださいました皆様に心から感謝申し上げます。

まだまだ不安が去りませんが、どうぞ皆さまくれぐれもご自愛くださいませ。

 *2週間経過した現在、会場での感染者の報告はありませんでした。緊急事態宣言発令のもと、皆様お元気にお過ごしくださいませ。

 


 

40周年記念演奏会

 

 2021.4.10 (土)

 14:00開演(13:00開場)

 於:豊中市立文化芸術センター

   中ホール(アクア文化ホール)

 

春の訪れと共に 半年の延期を経て開催いたします。

卒寿を迎えました須賀敬一の指揮により、ご自身の編曲による組曲をご披露いたします。

 

チケットは団員までお問い合わせいただくか、下記までご予約いただけましたら当日お渡しいたします。HPのお問い合わせ欄からもお受けいたします。

団員一同皆様のお越しをお待ちしております。

  チケットご予約:大澤06-6857-3345

 

尚、感染対策の一環としてプレゼントはご辞退させていただきます。

 

 


目もあやな新緑に元気づけられる今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

冬のトンネルを抜け、春に向かって心も体ものびをした矢先に始まったこの騒動。団の活動を休止して早2ヶ月となりました。今の状況では、少なくとも6月上旬までは再開は難しいと思われます。

先日合唱協会より、7月の『合唱の夕べ』は中止との連絡が入りました。

本当に寂しい限りですが、また歌えるようになり、これまでのストレスを発散できる日が1日も早く来ることを祈っています。

皆様との笑顔での再会を楽しみにしています。

2020年5月  代表 渡瀬真理子

 

< リサイタル延期のお知らせ >

今秋9月19日に予定しておりました<アトリエ40周年記念リサイタル>の延期を決定いたしました。

   2021年4月10日(土)

   於:アクア文化ホール

メンバーが再び笑顔で集い、リサイタルに向けて新しい形態での練習が無事に再開されます事を祈念しています。 集大成となりますアトリエの心の歌をお届けしたく、再開後は 須賀敬一の指導の元に心を合わせて精進していきたく思っています。

感染拡大の予防に努めながら健康維持を心がけ、お互いに元気で再会いたしましょう。

 


〜練習中止のお知らせ〜

新型コロナヴィールスの感染拡大がここまでになるとは誰も想像できなかったことですが、練習中止もやむを得ません。私たちの団も40年も続くだけあって高齢の域に!

交通機関も空いているとはいえどこで感染するかわかりません。ヴォイストレーナーのご好意で少人数でのレッスンも久しぶりに声を出せて嬉しかったのですが、今やどこの合唱団もクラスターを恐れています。

STAY HOME!」その通りお家にとどまりましょう。

それぞれお家でどんな過ごし方をなさったか、お勧めの過ごし方などよろしかったらお聞かせくださいね。

お問い合わせの欄からぜひご連絡ください‼️

では次にお会いできます時まで、皆様ご自愛くださいませ。

2020年4月

 


丸尾喜久子先生が私たちアトリエの委嘱を受けて作曲してくださいました。

私たちのレパートリーの一つとして、感謝の気持ちを持ちながら長く歌っていきたく思っております。アトリエの歌声を通して広く伝わり、多くの人に歌っていただけますように。

 

 女声合唱とピアノのための組曲『私たちの星』

       作曲:丸尾喜久子

    作詞:工藤直子、谷川俊太郎

    1.こどものころにみた空は」

                2.もみじのワルツ

    3.かわ

    4.私たちの星

   


アトリエ  <40周年 定期演奏会> 開催決定致しました。

 

    2020年9月19日(土曜日)

    豊中市立文化芸術センター アクア文化ホール 阪急曽根

 

    乞うご期待!詳細は順次お知らせいたします。

    この機会に是非ご一緒にステージに立って、須賀敬一先生の指揮でハーモニーを奏でませんか?

    男声はごめんなさい〜。女声大募集中です。ご連絡をお待ちしています!!

    


 「橋上の人」
5月のおかあさんコーラス大会で(三)を歌います。
鮎川信夫の詩に、高田三郎が曲を付け、須賀先生が女声用に編曲なさいました。
全体で八章からなる長い詩ですが、曲の付けられましたのは第三章、第五章、第六章。私たちはこのうちの六章目を歌います。
全体に目を通すことで、鮎川信夫の詩の理解に一歩でも近づきたく思います。

鮎川信夫(1920〜1986)
1941年ごろ自分の仕事の全体を代表するような作品を残したいと考えた。
自分の過去から未来にかけての展望を得る場所として橋上の人を選んだ。
時間的には過去から未来、空間的にはここからあそこ、また内地から戦地。
橋上の人は、その中途に立っている状態で、そこは考える場所、立ち止まった場所。
モダニズム詩人であったが、内心の吐露、内面生活の自由な凝出が必要で、叙情詩となった。
その叙情的な中に哲学的、人生論的なものが入ってきている。
初稿を友人に渡して出征したが、戦争中も戦後も加筆訂正して八章となった。
ーーー「橋上の人」について 須賀先生所有、鮎川信夫と高田三郎の対談テープより編集ーーー

「橋上の人」


彼方の岸をのぞみながら
澄みきった空の橋上の人よ、
汗と油の溝渠のうえに、
重たい不安と倦怠と
石でかためた屋根の街の
はるか、地下を潜りぬける運河の流れ、
見よ、澱んだ「時」をかきわけ、
櫂で虚空を打ちながら、
下へ、下へと漕ぎさってゆく舳の方位を。
橋上の人よ、あなたは
秘密にみちた部屋や
親しい者のまなざしや
書籍や窓やペンをすてて、
いくつもの通路をぬけ、
いくつもの町をすぎ、
いつか遠く橋のうえにやってきた。
いま、あなたは嘔気をこらえ、
水晶 花 貝殻が、世界の空に
炸裂する真昼の花火を夢みている。

おお時よ、なぜ流れるのか
なぜ止まらないのか
うらぶれた安カフェーで、
酔いどれ水夫が歌っていた。
おお、これからどうしよう……
酒と女におさらばして、
さあゆこう、船着場へ――
未来と希望があるだけさ。
ああ時よ、なぜ流れるのか
なぜ止まらないのか
さんざめく裏街のどん底で、
狂える女が歌っていた。
ああ、これからどうしよう……
空の財布の身を投げに、
さあゆきましょう、船着場へ……
未来も愛もありゃしない。
おお時よ、なぜ流れるのか
なぜ止まらないのか
空気の悪いアパートの一室で、
青白いサラリーマンが歌っていた。
おお、これからどうしよう……
子供をつれて一日だけの安息に、
行ってみようか、船着場へ――
未来と信仰はちがうもの。

橋上の人よ
街角をまがる跫音のように
あなたはうしろをふりあえらなかった、
風にとぎれるはかない幻想が
あなたの心にうかんだ道のすべてだった。
橋上の人よ
砂浜につづく足跡のように
あなたはうしろをふりかえらなかった、
浪にくずれるむなしい幻影が
あなたの宙にうかんだ道のすべてだった。
橋上の人よ
あなたは冒険をもとめる旅人だった。
一九四〇年の秋から一九五〇年の秋まで、
あなたの跫音と、あなたの足跡は、
いたるところに行きつき、いたるところを過ぎていった。
橋上の人よ
どうしてあなたは帰ってきたのか
出発の時よりも貧しくなって、
風に吹かれ、浪にうたれる漂泊の旅から、
どうしてあなたは戻ってきたのか。
橋上の人よ
まるで通りがかりの人のように
あなたは灰色の街のなかに帰ってきた。
新しい追憶の血が、
あなたの眼となり、あなたの表情となる「現在」に。
橋上の人よ
さりげなく煙草をくわえて
あなたは破壊された風景のなかに帰ってきた。
新しい希望の血が、
あなたの足を停め、あなたに待つことを命ずる「現在」に。
橋上の人よ。

 

誰も見ていない。
溺死人の行列が手足を藻でしばられて、
ぼんやり眼を水面にむけてとおるのを――
あなたは見た。
悪臭と汚辱のなかから
無数の小さな泡沫が噴きだしているのを……
「おまえはからっぽの個だ
おまえは薄暗い多孔質の宇宙だ
おまえは一プラス一に
マイナス二を加えた存在だ
一プラス一が生とすると
マイナス二は死でなければならぬ
おまえの多孔質の体には
生がいぱい詰まっている
おまえのからっぽの頭には
死が一ぱい詰まっている」
誰も聞いていない。
この喧騒の大都会の
背すじを走る黒い運河の呻きを――
あなたは聞いた。
氷と霜と蒸気と熱湯の地獄の苛責に
厚くまくれた歯のない唇をひらき
溺死人が声もなく天にむかって叫ぶのを……
「今日も太陽が輝いているね
電車が走っているね
煙突が煙を吐いているね
犬は犬のなかで眠っているね
やがて星がきらめきはじめるね
だけどみんな<生きよ>と言いはしなかったね」
誰も知らない。
未来の道は過去につづき
過去は涯しなく未来のなかにあることを――
あなたは知った。
あなたがあなた自身であるためには
どれだけたくさんの罪が心のなかにとざされているかを。
「あらゆる行為から
一つのものを選ぼうとするとき
最悪のものを選んでしまうことには
いつも個人的なわけがあるのだ
だから純潔を汚すことだって
洗濯したてのシャツをよごすほどにも
心を悩ますことはないのだ
教授にとっての深渕が
淫売婦には浅瀬ほどにも見えなかったりするのだ
ポケットのマッチひとつにだって
ちぎれたボタンの穴にだって
いつも個人的なわけがあるのだ」

 

ひとつの心の空洞から
ひとつの波のたわむれから
滑らかなやさしい囁きがきこえてくる
「かつて泉があった
眠りからうまれたばかりの水は
活力と滋味を湛え
野に池をつくり 地上に溢れ
渚をふちどり 虚無を涵し
乾けるもの 固く凝れるものを溶かした」
「かつて泉があった
跼みこめ くちづけよ
浄らかな水に映る理想の伴侶に
父母や妹 またあなたの至上の友たちに」
『われ』溷濁の世の光なり
夜 昼 わが涙のみ注ぎて魂の糧となり
水仙や蛇や もろもろの生ける質を潤ほした』
あなたは疑うだろうか?
眼下の大いなる混沌のむかしに
かつて清い泉があったことを……
そのようにまた沐浴もあったことを

 

蒼ざめた橋上の人よ、
あなたの青銅の額には、濡れた藻の髪が垂れ、
霧ははげしく運河の下から氾濫してくる。
夕陽の残照のように、
あなたの褪せた追憶の頬に、かすかに血のいろが浮かび。
日没の街をゆく人影が、
ぼんやり近づいてきて、黙ってすれ違い、
同じ霧の段階に足をかけ
同じ迷宮の白い渦のなかに消えてゆく。
孤独な橋上の人よ、
どうしていままで忘れていたのか、
あなた自身が見すてられた天上の星であることを……
此処と彼処、それもちいさな距離にすぎぬことを……
あなたは愛をもたなかった、
あなたは真理を持たなかった、
あなたは持たざる一切のものを求めて、
持てる一切のものを失った。
橋上の人よ、
霧は濃く、影は淡く、
迷いはいかに深いとしても、
星のさまっている者はふりむこうとしない。
そして濡れた藻と青銅の額の上に、
夜の環が冷たくかぶさってくる、
星のきまっている者の、空にまたたく光のために。

 

 

父よ、
悲しい父よ、
貴方がいなくなってから、
がらんとした心の部屋で、
空いた椅子がいつまでも帰らぬ人を待っています。
寒さに震えながら、
貴方に叛いたわたしは、
火のない暖炉に向いあっています。
父よ、
寂しい父よ、
わたしはひとりです。
妻も子もなく、この広い都会の片隅で、
固いパンを噛っています。
わたしは貧しい、
わたしは病んでいる、
貴方がわたしに下さったものはこれだけですか。
父よ、
大いなる父よ、
わたしはどこまでも愚かですから、
貴方の深い慈悲と智慧とを理解できません。
あてもなく街をさまよいながら、
わたしは今にも倒れそうになって、
ぼんやり空を眺めます。
貴方がいらっしゃるあたりは、
いつも天使の悪い呼吸で曇っています。
父よ、
大いなる父よ、
十一月の寒空に、わたしはオーバーもなく、
橋の上に佇みながら、
暗くなってゆく運河を見つめています。
教えて下さい、
父よ、大いなる父よ、
わたしにはまだ罪が足りないのですか、
わたしの悲惨は貴方の栄光なのですか。

 

 

橋上の人よ、
美の終りには、
方位はなかった、
花火も夢もなかった、
「時」も「追憶」もなかった、
泉もなければ、流れゆく雲もなかった、
悲惨もなければ、光栄もなかった。
橋上の人よ、
あなたの内にも、
あなたの外にも夜がきた。
生と死の影が重なり、
生ける死者たちが空中を歩きまわる夜がきた。
あなたの内にも、
あなたの外にも灯がともる。
生と死の予感におののく魂のように、
そのひとつひとつが瞬いて、
死者の侵入を防ぐのだ。
橋上の人よ、
彼方の岸に灯がついた、
幻の都会に灯がついた、
運河の上にも灯がついた、
おびただしい灯の窓が、高架線の上を走ってゆく。
おびただしい灯の窓が、高くよぞらをのぼってゆく。
そのひとつひとつが瞬いて、
あなたの内にも、あなたの外にも灯がともり、
死と生の予感におののく魂のように、
そのひとつひとつが瞬いて、
そのひとつひとつが消えかかる、
橋上の人よ。

 

高田三郎愛弟子 須賀敬一先生が女声用に編曲なさいました

女声合唱組曲「橋上の人」カワイ出版より絶賛発売中です。

 

  作曲 髙田 三郎 

  作詞 鮎川 信夫

  編曲 須賀 敬一

 

 


 

ある日の先生のお言葉

 

「一人一人が表現者である」

「合唱の場とは、みんなが感性を持ち寄るところである」

 


 あけましておめでとうございます

 

今年度最初で平成最後のイベント、2月23日のレディースコーラスフェスティバルに出演いたします。

兵庫県芸術文化センターの大ホールの隅々にまで、アトリエ一丸となったハーモニーを響かせます。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

アトリエ団員一同

平成31年元旦

 


 

〜〜『ハーモニー秋号』に掲載されました〜〜

 

今年の第55回合唱祭で、指揮者として55回連続出演されました須賀先生が表彰されました。

該当する賞が今までなく、舞台上での表彰ではなかったのですが、

合唱協会の皆様にこのように心に留めていただけましたことを一団員として嬉しく思います。感謝申し上げます。

 

今年米寿を迎えられましたが、ますますお元気で素敵な笑顔で私たちをご指導いただけますよう心から祈っております。

 

ダブルでおめでとうございます!!

 

 


須賀敬一先生 米寿お祝いの会

   2018年9月15日(土)15:00より

   於:池田市民文化会館 3F イベントスペース

 

たくさんの方にお集まりいただき、盛会となりましたことをお礼申し上げます。

写真を一部アップしましたが、google drive で閲覧可能ですので、参加なさいました方でご希望のかたはお知らせくださいませ。(素人撮影ですのでご容赦を...)

 

 

「南国土佐を後にして」<須賀敬一編>

 

南国土佐を後にして

都へ来てから幾年ぞ

思い出します 故郷の友が

門出に歌った よさこい節を 

  土佐の高知の播磨屋橋で

  坊さん かんざし買うを見た

 

月の浜辺で 未来を誓い

酒と歌(合唱)とが 僕の人生

今年も請われて 東へ西へ

響かせ酔わせる 我が須賀節を

  眠れぬ夜更けにゃ 古今集や歌曲の

  母音数えて 目が冴える

 

幾多のステージ ブラボーの嵐

抱えきれない花束だけど

いつも笑顔で気弱な僕を

励ます妻は 大輪の花

  龍馬 万次郎 我らが敬一

  土佐の三傑 揃い踏み

  よさこい よさこい

 

 


小泉 功著『宗教音楽におけるラテン語の読み方』

  (1959年)カワイ楽譜

 

5/27のおかあさんコーラス大会を目指してRopartzのミサ曲を練習中です。

ラテン語の曲を歌うにあたり、須賀先生がその昔にお勉強なさったというこの本をご紹介くださいました。残念ながらすでに絶版!

 

宗教曲とラテン語に関して 他にも出版されています。手に取ってみましょう。

『ミサ曲・ラテン語・教会音楽ハンドブック』三ヶ尻 正 著

『ラテン語宗教音楽キーワード事典』志田英泉子 著   etc

 

 

宗教曲におけるラテン語・ドイツ語のディクション講座です。

ちょうどおかあさんコーラス大会当日ですので、参加は叶わないかもしれませんが、、、午前の部と午後の部があります。

 

 

 


2018.1.1

あけましておめでとうございます。

 

昨年中は皆様に応援いただき感謝しております。

今年も須賀先生と、山原先生、木村先生のご指導に沿って、

一人一人が心を合わせ、お互いを聴き合い

より心に響くハーモニーを楽しんで行きたく思っています。

今まで同様 私達のステージを応援いただけましたら嬉しく思います。

メンバー募集中です!お気軽に見学においでくださいませ。

ご一緒に歌いましょう。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

女声 アンサンブルアトリエ一同


 2017.12

女声 アンサンブルアトリエの立ち上げ当時からお世話になり、私達のPTA会長を自認して、いつも応援してくださっていました日下部吉彦先生、どうぞ安らかにお眠りください。
ちょうど2年前の先生の笑顔のお写真です。

(思い出のフォトコーナーにも、先生の米寿のお祝いパーティでのお写真を載せています)


 2017. 9.24(日)

 於:箕面市メイプルホール 大ホール

 尼崎混声合唱団 あまこん2017

 

「平和の祈り合唱団」としてBKYの皆さんと共に練習を重ねた有志が第2ステージに出演させていただきました。須賀先生の指揮で、ピアノは木村先生。

曲は髙田三郎作品の中でも演奏される機会の少ない「橋上の人」から(ニ)と(三)を、そしてそのステージのアンコールとして尼混の方々とご一緒に「くちなし」を歌いました。

尼混の演奏会にて髙田作品を歌う機会を作ってくださいましたこと、心から感謝しています。

 


元后あわれみの母(サルヴェ・レジナ)

 

 5月は聖母マリアの月。「元后あわれみの母」はその5月末に開催されますおかあさんコーラス大会で歌う2曲のうちの一曲です。

 この曲は聖母マリア賛歌として1日の終わりに静かに「寝る前の祈り」として歌われます。従って永遠の眠りの場面でも歌われます。神父の葬儀ミサでは、最後のお別れの時にその棺を神父たちが幾重にも囲んで、アカペラでサルヴェ・レジナを歌うそうです。教会の天井の高みに響きゆき昇華されるその調べは、どんなにか荘厳で心がこもったものでしょう。

 私たちアトリエも、髙田三郎曲のサルヴェ・レジナを心を込めて歌います。指揮はその一番弟子でいらっしゃいました須賀敬一先生、ピアノは木島美紗子先生です。

 

 5月28日(日)出演時間は18時40分 会場は阪急宝塚線石橋駅下車 池田市民文化会館 アゼリアホールです。

私たちのサルヴェ・レジナと、同じく髙田三郎曲「花野」の2曲をどうぞお聞きくださいませ。

 

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            2017年4月1日

       〜〜表彰して頂きました〜〜

全日本合唱連盟は、1948年(昭和23年)11月に創立し、今年70年を迎えます。70年を記念して各理事団体が表彰されました。

5月に東京で、記念コンサート、式典・レセプション、記念誌発行などが行われます。

 

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2017年3月4日(土)
第47回レディースコーラス大会
 於:奈良県文化会館 国際ホール

 

 女声合唱組曲<パウラ>より
  「思い出のリューデスハイム」「乾杯、ミュンヘン」
  (いそべかず作詞 磯部俶作曲)

 指揮  須賀敬一
 ピアノ 木村惠美子

      
㊗️ 兵庫県理事長賞 受賞!!!
 いただきましたっ!私たちの歌をお気にとめて頂けて嬉しい!

 

 奈良にはお昼頃到着。会館の前で、温かな日差しを受けながら ピクニック気分でお弁当をいただいたグループも。練習会場はすぐ近く。
 若い男女の恋物語をせつなくまた楽しげに、それぞれの言葉の響きを大切に想いを込めて、リズムに乗り遅れないように歌う。
 今度こそ軽やかなステップを!と実はダンスがお得意らしき須賀先生もご一緒にステップを踏んでくださるはずだったが、痛められたおみ足!惜しくも断念。
 夕方5時半の出番まで、他団体の演奏をたっぷりと鑑賞。そして6分間の笑顔に満ち満ちた演奏。あれっ!先生お痛みがあったんじゃなかったの?何て素敵な笑顔!
 思いがけず賞を頂き嬉しく長丁場の疲れも飛ぶかと思いきや、会館を出る時には外はすでに暗く、お昼間の観光日和にお水取りを見てくるとお元気だったメンバーも皆静かに家路を急いだのでした。

 次は5月末のおかあさんコーラス大会。池田市民文化会館アゼリアホールで開催です。新譜の練習が始まります。この機会にどうぞご一緒に歌いませんか?新入団員受付中です。

 

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本年度のステージはすべて無事に終わりました。

応援いただきました皆様に心から感謝申し上げます。

来年初めのステージは3月4日、奈良でのレディースコーラス大会です。

2017年もどうぞよろしくお願いいたします。

2016.12

女声 アンサンブル アトリエ

 

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冬のコンサート 2016.12.2

豊中市立文化芸術センター大ホール

 

 それぞれに特色を持った4つのステージを無事になんとかこなすことができました。

遠くからもお運びいただき、ホールの客席はほぼ満席に見えました。ご来場いただいた皆様に心から感謝申し上げます。

 

 新しいホールとあって、団員一同オンステを楽しみにしていましたが、立ち位置を移動することで音の伝わり方に変化が出ることなど興味津々でした。ふんだんに使われている木の香りが清々しく、とても貴重な体験をさせていただきましたこと感謝しています。

 

 歌い継がれてきた美しい日本の歌は、アトリエならではの言葉を大切にしっとりと。また「遙かな歩み」では須賀先生ならではの髙田三郎ワールドを発揮することができたかと思います。

 磯部俶の「パウラ」では、衣装も団員の協力で工夫を凝らすことができ、かわいいカップルになりきって若やいだ心で歌いました。頑張ったステップは、軽やかなつもりでしたが実際はそうはならず、直前変更でおとなしく歌うこととなりお見せできませんでした。

 特別団員の方々の普段ソリストとしての素晴らしいご活躍の様子も嬉しく拝聴しました。

 最後の磯部俶の「遙かな友に」ではピアノを残してライトを落とし、歌詞にある囲炉裏の端に寄り添うように団員が集まっていった演出はさすが須賀先生!

 

 須賀先生はじめ、山原先生、ピアニストの木島先生、加藤先生、木村先生。そして発声のご指導もくださいました横田さん、ヴァイオリン演奏で盛り上げてくださいました忠末さん、ナレーションの鈴木さん、ステマネの具志堅さん、ホール担当の方々、私たちの演奏にご協力いただきました皆様に心から感謝申し上げます。

 

 

 

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第39回全日本おかあさんコーラス関西支部大阪大会
第39回全日本おかあさんコーラス関西支部大阪大会

 

第39回全日本おかあさんコーラス関西支部大阪大会

5月29日(日)
池田市民文化会館アゼリアホール
10:30開演

アトリエの出番は45団体中最後から2番目 18:29の予定です。

 

高田三郎作品の『ヨハネによる福音書』から、須賀敬一先生が編曲なさった「初めにみことばがあった」を

先生の指揮で歌います。ヨハネ福音書の第1章第1節〜14節によるものですが、ここに出てくるヨハネとは「十二使徒のヨハネ」ではなく、「洗礼者ヨハネ」のことです。某ピアニスト先生の心の恋人だそうです!!

 

 * 皆様、応援頂き有難うございました。

   ノミネートされましたが、またもや惜しいところで全国行きとはならず残念な思いを致しました。

   でも直前の練習で先生がのびのび歌うようにと笑顔で望まれた通り、本番では遠くまで声を飛ばして

   充分に歌いきった感を持ちました。

   ヨハネに次いで、高田三郎の曲『遙かな歩み』の練習を開始しています。

   高田作品を,一番弟子でいらした須賀敬一先生の指揮でご一緒に歌いませんか?

           「いつ?」「今でしょ!!!」

 

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2016年4月17日

髙田三郎先生の記念の御ミサに有志が参列させていただき、須賀先生の渾身の指揮

で典礼聖歌を歌う機会を頂きましたこと、とても嬉しく感謝しています。

お御堂に降り注ぐ木島先生のオルガンに、合わせて響きあう4声に深い音色の中に身を置けて幸せなひと時、熊本の悲しみに思いを馳せ、悲しみを負った方々が癒されますよう祈りを込めて歌いました。

ご準備してくださいました皆様お疲れ様でした。ありがとうござしました。

2016.3.5.  第46回レディースコーラスフェスティバル

 

暖かい早朝の光を受けて、千里中央をバスで出発。

蛍池、梅田を経て一路和歌山へ。駅からも程近い和歌山市民会館が今回の会場でした。

よく響く大ホールで髙田三郎先生の2曲を。一曲目のマリアはリズムを前に前に感じながら、そして2曲目のイザヤは雰囲気を変えて厳かに。

 

客席にはメンバーのお一人の地元の同窓生の方々がたくさん応援にいらしてくださっていました。お聴きくださってありがとうございました。撮ってくださったステージ写真を、ご好意により早速掲載させていただきます。

photo credit: 春風さん

 

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2016.4.17(日) 「世界平和を祈るミサ】〜髙田三郎先生没後15年記念〜

       於:南山教会(名古屋)

       B.K.Y.Institut より参加者募集のお知らせを頂きました。

       指揮は須賀敬一先生です。

        

       曲目は,主に典礼聖歌より。

       

       それ迄の練習は 月に1〜2回火曜日 19時〜21時

        4月12日

       於:梅田サクラファミリア教会(阪急梅田 茶屋町口から徒歩5分)

       参加費 1回 1000円

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16.2.11(木)  福井弘美さん追悼ミサ

       於:梅田サクラファミリア教会

  

       上記の「平和を祈るミサ」で練習中の曲を歌います。

 

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2016年 新年明けましておめでとうございます。

    今年も言葉を大切に、メンバー一丸となって音を紡いでまいります。

    よろしくお願いいたします。

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2015.12.26   忘年会 於 千里中央 CHINA TABLE

 

今年1年間ご指導くださいました先生方、こ一緒にハーモニーを奏でてきましたお仲間の皆様、

応援してくださった皆様 ありがとうございました。

 

須賀先生、山原先生、木村先生、そして木島美紗子先生と我らがPTA会長の日下部吉彦先生も御夫妻で

ご参加くださって、結成当時のエピソードもお聞きできました。

休団中のお仲間も久しぶりにお顔を見せてくださり、OXクイズゲームとその豪華商品(!?)に宴も盛り上がりました。最後には「幸せな方マリア」を歌って、記念撮影!

 

 

*出題されたクイズからわかるアトリエの歴史〜*

  おかあさんコーラス全国大会には過去10回出場した!

  発足当時は7人だった。現在は36人。

  リサイタルは第1回はアクアホールで、以降2014年第7回まではいずみホールで開催。

  

  ついでに、最も受けたクイズ

  「鍋料理の季節ですが、いわゆる鍋奉行の他にあく代官も居る。OかXか?」

    .....答えはO 正確には灰汁取代官、他に町娘や町衆がいる。

          (料理が煮えるのを待っている娘、待ち衆)

 

 

 

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2015.10.12  第70回 関西合唱コンクール 同声合唱の部 (一般)

     大阪メールクワィアー(須賀先生 指揮)が金賞受賞 

     全国大会への切符を手に入れられました。おめでとうございます。

                    

                   第68回 全日本合唱コンクール全国大会は11月22日(日) 長崎ブリックホールで開催です。